雑誌「宝生」は、公益社団法人宝生会が隔月で発行する、シテ方宝生流の機関誌・総合情報誌です。
宝生流を嗜まれる流友はもとより、能楽ファンから広く一般の方々へ、
能楽や宝生流についての、多彩な情報記事をお届けしています。

主な記事内容

*毎回、さまざまな視点から、特定のテーマを掘り下げる「特集」記事
*月浪能や五雲能などの宝生会主催公演をはじめとする全国各地の「公演情報」
*各界で活躍する方々が能の魅力を語るエッセイ「花に逢う」
*宝生宗家が監修する謡い方、舞い方の「実践講座」
*能一曲を解説する「知るも知らぬも・・・ 能の一席」
*能のさまざまな疑問を知る「能楽もの知り百科」

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最新号

2023年3・4月号(第81号) |目次

「弱法師」山村耕花

「弱法師」山村耕花

特集 謡曲地獄めぐり 第三回「阿漕」「鵜飼」「善知鳥」

●公演情報のご案内
 ○3月のテレビ・ラジオ番組
 ○3月の演能情報 宝生月浪能・五雲能
 ○4月の演能情報 宝生月浪能特別会・五雲能
 ○3・4月の演能情報 春の女流能/金沢能楽会定例能・別会能
           七宝会 山苗公演~春の水辺~/名古屋宝生会「桃華能」
●3月~8月の全国主要公演のご案内
●エッセイ「花に逢う」
 籠屋の歩みと能楽の作り物 田中茂樹
●楽屋通信《Vol.7》
●宝生ギャラリー「2022年12月 宝生会月浪能特別会」
●実践講座 基本からつくる「宝生の謡」第60回 ヨワ吟の節/ヒキ節(八)
 編・宝生編集部 監修・宝生和英
●一樹の陰
●知るも知らぬも・・・能の一席 第56回「求塚」東川光夫
●編集後記

特集 謡曲地獄めぐり 第三回「阿漕」「鵜飼」「善知鳥」

特集 謡曲地獄めぐり 第三回「阿漕」「鵜飼」「善知鳥」

人間の食べ物や生活道具を確保するために必要な狩猟や漁労は
「生き物を殺生する行為」とされ、仏教の教えをベースに、
賤しく罪深く地獄に至る道につながっているとされてきた。
殺生の罪がもたらす地獄に焦点を当てた三曲の謡を、鷹巣純教授の解説により描き出す。